FOOMA JAPAN 2023 概要
connectome.design株式会社は、2023年6月6日(火)~9日(金)に開催されるFOOMA Japan 2023(国際食品工業展)でAIを搭載した3つの検査装置を展示致します。
・日時:2023年6月6日(火)~9日(金) 10:00~17:00
・場所:東京ビッグサイト(東4ホール 小間番号:4L-05、株式会社エム・アンド・イー/ユアサ商事株式会社の共同出展ブース内)
[展示内容]
1. 液体異物検査装置
昨年に引き続き、液体の入った瓶等の容器に混入する異物を検出AI搭載の検査装置を展示致します。
飲料業界においては、容器内の異物混入確認のほとんどが人による目視検査で行われていますが、強い照明の中での検査は身体的にも精神的にも疲労を伴う作業でした。また、容器内にある気泡を異物と識別することができず、自動化も進んでいない状況です。
今回の展示では、昨年度の展示から自動化を更に加速させるべく、検査装置に搬入する部分も自動化し、前工程の充填・キャップ閉めの工程と連結できる仕様になっております。異物を泡を見分けるAIモデルも更に改良し、以前よりも高速に判定できるようになったことでタクトタイムも大幅削減し、検査能力も向上させております。
2. 汎用外観検査装置
今回当社では、食品業界に汎用的に使うことのできる外観検査装置をユアサ商事(以下、ユアサ商事)と共同開発致しました。
食品業界の異物混入は、昨今ニュースでも話題になり、回収に掛かる損失だけでなく、企業のブランドイメージを毀損する可能性もあります。現在多くの食品製造会社では検査を人による目視検査に頼っておりますが、安定的な雇用の課題もあります。
一方で、これまでの検査装置は精度や導入費用などの課題もあり、特にAIを搭載した検査装置も普及が進んでおりません。
そこで今回弊社では、高精度・高速のAI搭載検査装置をユアサ商事と共同開発致しました。お客様でAIを簡単に作れる機能も搭載しており、これまでAI開発に要した
時間を大幅に短縮することができます。
3. ハイパースペクトラルカメラを用いた異物検知装置
ハイパースペクトラルカメラを用いて、食品と異物を識別する装置も今回初展示します。
これまでの画像を用いた検査では、形状と色が類似する異物の識別が難しいという課題がありました。ハイパースペクトラルカメラではRGBの3波長成分だけでなく、他波長成分の情報も活用し、肉眼では区別のつかない異物を発見することができます。一方で、ハイパースペクトラルカメラではデータ量が大きくなるため、大容量データを有効に活用するアルゴリズムが重要になります。
今回の展示では、ハイパースペクトラルカメラを用い、RGBの3波長だけでなく、その他の波長成分の情報も活用し、肉眼では区別のつかない異物を識別するデモを実施致します。
本出展に関するお問合せは弊社営業(sales@connectome.design)までご連絡願います。
皆様のご来場をお待ちしておりますので、宜しくお願い致します。
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